vol 3. 海老の俗諺(たとえ話 )
蝦で鯛を釣る(蝦鯛)・・・わずかな元手で、大きな利益を得る。
海老と名の付く家老殿・・外見は威儀を正し、格式張って居ても
頭でっかちで中身や器量のない人をいう
蝦の鯛交じり・・・・・・小さく弱いエビが大きく立派な鯛の中に混じっている。
弱小の者が能力不相応の地位にいることのたとえ。
蝦跳ねても枡を出ず・・・法外な事を望んで跳ねても、蝦は枡から出られない。
物にはそれぞれ天分が定まっていることのたとえ。
海老は縁起ものです。
腰が曲がり髭の長い海老は、その形が長生きした老人に似ているため、
鶴・亀同様、長寿の象徴とされています。
中世には「海の翁」などとも呼ばれていました。
これを表す日本語の文字も「海の老人」という意味です。
エビは「海老」と書くように、エビの尾部を老人の曲がった腰に見立てて、
腰の曲がるまで長生きできるようにという、長寿の願いを込めた縁起物です。
また、海老は脱皮を繰り返しながら成長して行くことから、発展・成長の意味もあり、正月に限らず祝いの膳には欠かせないものとなっています。
また伊勢海老は鎧兜の立派な武将を思わせる豪華な姿から、正月の松飾や祝儀の飾り物に利用されています。
「賀寿饗燕のさかな」つまり長寿(髭の長くなるまで、腰の曲がるまで)を祝う酒席で客をもてなすための、さかなとして、大いにもてはやされたのも、江戸時代が始まりだそうです。
日頃、海老を好んで食べる人は、どことなく気品があり、周囲の人々との間 にも信頼関係が生まれるので、次第に運勢が上昇し晩年運がよくなるといわれています。






